【機械遺産】Vol.09
有人潜水調査船「しんかい2000」
1981(昭和56)年に完成し、翌年から2002(平成14)年まで、深海の謎を解き明かすため第一線で活躍した有人潜水調査船「しんかい2000」は、全長9.3m、幅3.0m、高さ2.9m、空中重量24t、耐圧殻内径2.2m、乗員は操縦者2名と観測者1名の3名。最大水中速力3.0ノット、通常潜航時間7時間、深度2,000mまで潜航する能力を誇った。
海洋科学技術センター(現 海洋研究開発機構)により、20年間で1,411回の潜航を行った。母船と通信することで海上・海中の一体システム研究施設として効率的に連続運用され、観測窓による目視、マニピュレータによる試料採取、テレビカメラや計測機器による...