2022年7月から日立産機システム(以下 HIES)の子会社となったTelesis Technologies, Inc.は、1971年の設立以来、ドットピンマーキングの分野で存在感を高めるとともに、レーザマーカを市場に投入し、事業を拡大してきました。現在、オハイオ州のサークルビルに本社、開発・生産拠点を構え、英国、ドイツ、オランダ、中国でも事業を展開しています。
画像: 緑に包まれたカスタマーエクスペリエンス(CX)センター(右)と本社(奥)

緑に包まれたカスタマーエクスペリエンス(CX)センター(右)と本社(奥)

画像1: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.

誇り高きプロフェッショナル集団として、
日立とともにさらなる成長をめざします
品質・安全マネージャー ブライソン・ローホーン

画像2: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.

 当社は、オハイオ州の州都であり学術都市としても知られるコロンバスの南に位置するサークルビルという小さな町に位置し、ダイレクトパーツマーキング機器・システムの開発・生産・販売を手がけています。特に、米国系の自動車メーカーに多く採用されているドットピンマーカやスクライバーなどに強みを持つとともに、ファイバ、UV、グリーン、CO2などの各種レーザマーカと独自のカスタムソリューションを提供しています。
 当社は技術力に大きな強みがありますが、最大の資産は従業員です。家族的な雰囲気の中、結束力と協調性を活かして最高品質の製品とサービスをお届けしています。私は品質・安全分野の責任者として、品質管理、生産プロセスの継続的な改善に努めています。同時に、従業員が安全かつ効率的に働くために必要なリソースを確保し、働きやすい職場環境の構築にも全力を注いでいます。
 当社は、HIESグループの一員となって以来、日立創業の精神とともに、業務遂行に関わる文化、モノづくりの哲学を学び、それを産業用マーキング&コーディング機器・システムの開発に活かす取り組みを進めています。すでに、新しい市場に参入するための新技術の開発に加え、既存製品の強化に取り組み、今後のトレーサビリティ市場での成功をめざして全従業員がプロフェッショナリズムを発揮して仕事に取り組んでいます。さらに日立グループのコネクティブインダストリーズの一員として、HIESの指導とサポートをフルに活かすことで、私たちのチャンスは無限に広がっていくと確信しています。

画像3: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.

多様な印字工程、印字システムに最適な
ソリューションを提供しています
アプリケーションラボ・マネージャー ゲイリー・ロウ

画像4: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.

 当社の大きな強み。それが本社前に立つアプリケーションラボです。ここでは、お客さまのダイレクトパーツマーキングに対するさまざまなご要望をしっかりと把握して、最適な機種、最適な設定値などを検証し、詳細な分析レポートをお客さまにフィードバックしています。例えば、「この素材にこの文字を印字してほしい」「印字した後、素材はどれほど削られるか」など、細部にわたる課題に正確かつ迅速にお応えすることで、営業スタッフの販売プロセスをサポートし、受注につなげています。一例をあげると、2㎟以下という非常に小さな2次元コードのマーキングが必要なお客さまに対して、操作アプリケーションを検証し調整することでマークを0.88㎟以下にすることができ、大規模なカスタムシステムの受注に至ったことがあります。
 アプリケーションラボでは、印字するマークのパターン設定やセッティングのお手伝い、ロゴ作成のお手伝いなど、製品・システムの販売後のサポートや、お客さまへのトレーニングも提供することができます。私は製品に関する豊富な知識と技術を活かしてアプリケーションラボ・マネージャーとして、技術者たちを監督するとともに営業スタッフに対する高度なトレーニングを行っています。この強みがあるからこそお客さまに最適なソリューションを提供でき、ずっとサポートをご提供できると信じています。
 今後は、HIESの開発・生産拠点との連携を深め、互いの技術力や知識を共有し、活用することで、お客さまにさらなる価値をお届けし、ともに成果を喜び合いたいと思います。

画像: カスタムソリューション製造エリア

カスタムソリューション製造エリア

画像: エントランス(左) R&Dラボでの試験風景(右)

エントランス(左) R&Dラボでの試験風景(右)

画像: 開放的なカフェテリア(左) アプリケーションラボでの検査風景(右)

開放的なカフェテリア(左) アプリケーションラボでの検査風景(右)

会社概要
Telesis Technologies, Inc.
プレジデント:アショット・メスロピアン
1971年設立、2022年7月日立産機システムにより完全子会社化
所在地:28181 River Drive Circleville, Ohio 43113 USA
従業員数:160名
事業内容:レーザマーカおよびドットピンマーカの開発・生産・販売
https://telesis.com/

Telesis Technologies, Inc. が提供する製品ラインアップ

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Telesis Technologies, Inc.

レーザマーカ
あらゆる材料のマーキングニーズに適した多くの種類のレーザマーキング機器・システムを取り扱っています。産業用ダイレクトパーツマーキングレーザのフルラインアップを有しており、市場において高い性能を発揮していると自負しています。

画像: アプリケーションラボでの印字試験

アプリケーションラボでの印字試験

画像: レーザマーカの組み立て(左上) アプリケーションラボ(右上) レーザマーカ組み立てルーム(左下) レーザ部品の工程確認(右下)

レーザマーカの組み立て(左上) アプリケーションラボ(右上)
レーザマーカ組み立てルーム(左下) レーザ部品の工程確認(右下)

画像6: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.
画像7: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.

ドットピンマーカ
独自の各種ドットピンマーカやドットピンコントローラ、スクライブマーカなどを開発・生産・販売。お客さまのニーズに対応するダイレクトパーツマーキングソリューションを実現します。

画像: ドットピンの印字検査

ドットピンの印字検査

画像: 印字用データの入力(左上) ドットピンマーカの組み立て(右上) 量産工程の品質管理(左下) 機械加工(右下)

印字用データの入力(左上) ドットピンマーカの組み立て(右上)
量産工程の品質管理(左下) 機械加工(右下)

画像8: 【日立産機システム 海外拠点紹介 米州編】
Telesis Technologies, Inc.
画像1: Telesis Technologies, Inc. が提供する製品ラインアップ

コロンバスはオハイオ州の州都であり、教育・研究、文化、産業面での発展ぶりが知られています。特に市の顔でもあるダウンタウンの中心部を流れるサイオト川沿いには公園や遊歩道があり、市民や観光客に大人気です。
エグゼクティブ バイス プレジデント 城戸美穂子

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( vol.139・2025年3月掲載 )

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