工場でものを運んだり加工したりする時、電車やエレベータを動かす時、
あるいはエアコンなど、モータは産業や暮らしに欠かせませんが、
社会の役に立つにはその回転を自由に操る必要があります。
今回は、電気の周波数を自由に変えることで、モータの回転速度を制御する、
インバータの仕組みをご紹介します。

画像1: 【日立産機システム製品の基礎知識】Vol.05
インバータ編
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インバータ編

モータの回転数は電気の周波数に比例します。一方電力会社の周波数は一定です。そこでインバータの内部では、まず送られてきた交流の電気をならして直流に。つぎに直流の電気をスイッチ機能で入れたり切ったりして必要な周波数の電気にします。スイッチの入り切りをゆっくりにすれば周波数が低くなりモータの回転はゆっくりに。入り切りを速くすれば周波数が高くなりモータの回転が速くなります。インバータによって、モータが活躍する分野が広がり、省エネにも大きく貢献しているのです。

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インバータ編
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( vol.84・2016年1月掲載 )

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